
理系から幼稚園の先生・保育士に。
MITA SEIKI
三田 成貴さん [第2部3年生]

こどもたちの記憶に残る先生になりたい!
高校は理系特進コースでしたが、将来の進路が曖昧でした。授業の中の選択科目「家庭科」で「1日幼稚園体験」をした時、こどもと関わるのが好きだなあと感じ、将来は「先生」になりたいと考えるようになりました。そして自分の人生において一番印象に残った先生は?と考えたとき、やさしくしてくださった保育園の先生が思い浮かび、幼稚園教諭・保育士を目指すことにしました。高校卒業後の学費は自分で出す約束になっていたので第2部に入学しました。そして、学校から昼間の仕事として学童保育を紹介してもらいました。紹介された勤務先は、教育実習の事情にも理解があり、とてもありがたいです。愛知県の奨学金(愛知県保育士修学資金:返還免除)もいただけることになったので、経済面でとても助かっています。
実習では、失敗も多く、ショックを受けることもありましたが、こどもたちや先生方に助けられて乗り越えることができました。実習後に実習記録を園に取りに行った時、こどもたちから「先生へ!」と大きな紙を手渡されました。そこには、こどもたちが僕のために描いてくれた絵がいっぱい描かれていて、言葉にならないほど感動しました。「あっ、先生だー!」と近寄ってきてくれるこどもたちの笑顔に「先生になりたい」という気持ちが高まりました。
こどもたちの記憶に残る先生、僕を見て保育士を目指してくれるような先生、そんな先生になれたら最高だな!と思います。